情報処理技術者試験の試験形式の特徴
情報処理技術者試験は、試験時間の長い試験です。
レベル2の基本情報技術者試験(FE)、情報セキュリティマネジメント試験(SG)
から午前、午後の2段階となりレベル4になると午前1、午前2、午後1、午後2の4段階になり、試験で丸1日潰れるようになります。
試験自体が長時間に及ぶため、なるべく1発で合格したい試験になります。
試験形式の特徴として以下があります。
1.試験区分により記述式や論述試験がある
試験の特徴として試験のレベルが上がると記述式や論述式になっていくという点があります。
記述式、論述式となると、なんとなく知っているレベルでは回答の記述自体が難しくなります。
そのため、各分野の専門用語等は漢字や英字の場合は綴りまで記載できるレベルで覚えておく必要があります。
論述の場合も試験会場でいきなり準備無しで論文を書くことはできませんので、
どのような論文を書くか事前に計画して練習もしておく必要があります。
2.レベル4(高度区分)の午前1は免除にできる
高度区分の試験では午前1、午前2、午後1、午後2となり、かなりの長時間の試験になります。
この中で午前1については、
応用情報技術者試験(AP)の合格
レベル4(高度区分)の合格
レベル4(高度区分)で午前1のみ合格
のいずれかにより2年間免除にする事ができます。
免除は次回の試験受験時に免除申請を実施すれば午前1が免除になります。
午前1免除により9:30開始の試験が、10:50開始の午前2からで良くなり、
肉体的な負担がかなり減ります。
まずは1回受験しないと免除にはできませんが、
応用情報技術者試験(AP)に合格した場合や、他の高度区分に合格した場合は、
そのまま続けて他の高度区分の試験を受験するのが効率的な方法(合格への近道)となります。