情報処理安全確保支援士試験(SC)の対策
試験の特徴
情報処理安全確保支援士試験(SC)ですが特徴として、以下があります。
1.ネットワークの知識が必要
情報セキュリティ自体がネットワークからの侵入や攻撃の防御という内容になるため、
ある程度のネットワークの知識が必要となります。
そのため、ネットワークスペシャリスト試験(NW)と連続で受験するのが効率的です。
出題やそれに対する回答もネットワーク関連の用語絡みが多くなります。
2.日本語の読解力が必要
午後試験について問題の回答として何が期待されているかという点を考慮して回答する必要があります。
特に高度区分を初めて受験する場合は、問題の読み方や出題文から答えを探すという作業になれておく必要があります。
試験対策
試験対策としては以下になります。
1.午前の対策
午前の対策の基本は過去問になりますので過去問を解いてみて、
分からない言葉が出てきたらネットか書籍で調べるという作業を繰り返してください。
2.午後1の対策
午後1では、3問から2問選択になります。
どのような問題がでるかの予想のためにIPAの情報セキュリティ10大脅威をまずは読んで、直近の情報セキュリティの傾向を把握しておきましょう。
また、IPAのセキュア・プログラミング講座を読んで具体的な対策内容を把握しておく必要があります。
3.午後2の対策
午後2では、2問中1問選択になります。
基本的には午後1と同じような内容ですが、長文になるため読解力が必要になります。
また、問題を一見すると難しく見えますが読み進めると理解できるようになります。
午後2については、問題文と設問の段落が一致しているので、設問単位で問題文を読んでいくと効率的です。
試験対策本
試験のおすすめの対策本は以下になります。
試験対策の定番本です。過去問の解説PDFもWEBからダウンロードできます。
通勤等の隙間時間での勉強用に以下もおすすめです。
そもそも情報セキュリティとはなんぞやからであれば、以下を読みましょう。
試験対策で頭が痛いのが対策本の購入費用です。
ある程度は必要経費として割り切るしかないのですが、書籍代が高額な事もあり結構な出費になりますので、お得なキャンペーン等の仕組みを利用して出費をできるだけ抑えましょう。