情報処理技術者試験の価値
情報処理技術者試験の価値
情報処理技術者試験については、免許や許認可に関わる資格では無いため
取得しても意味が無いと一部で言われていた時代がありました。
しかし、現在は特に大手SIやユーザ系のシステム子会社では情報処理技術者試験の取得を昇進の条件にしたり、
高額な報奨金を出したりする企業が増えてきています。
1.就職・転職の際にかなり有利
学生では応用情報技術者試験(AP)、社会人ではレベル4の高度区分を
取得していれば、書類選考で落とされる事は少なくなります。
2.会社によっては昇進の条件や高額な報奨金
最近では、情報処理技術者試験の取得が人事評価の査定の一部になり、
合格すると高額な報奨金を出す企業が増えてきています。
また、高度区分に合格しないと管理職になれない企業もあります。
3.大規模プロジェクトで役に立つ
大規模プロジェクトでは情報処理技術者試験の問題に出てくるような用語や
事例がそのまま実際の業務に直結する場面が多く出てきます。
また、プロジェクトによっては、プロジェクトのメンバーの条件として、
情報処理技術者試験の資格を保有している事という条件が付く場合があります。
4.社内での評価が向上する
経験者から見た感覚としては、大体以下のような感じです。
・基本情報技術者試験(FE)の取得で会社の一員になれる。
・応用情報技術者試験(AP)の取得でひとまず仕事を振っても大丈夫と思われる。
・レベル4(高度区分)の取得で仕事を任せても安心なやつだと思われる。
IT技術者については、技術の無い人間は仕事のできない人間と同意語なので、
資格取得により若手でも邪険に扱われる事が少なくなります。
私自身もプロジェクトマネージャ試験(PM)に合格してからは、プロジェクトの進め方への文句や知識・経験も無いのに謎なアドバイスをしてくる人が減ったため、プロジェクト運営が楽になりました。