情報処理技術者試験の合格基準と合格率
1.情報処理技術者試験の合格基準
情報処理試験ではマークシートと記述式については、60%以上の得点で合格になり、
論述試験ではA判定(A,B,C,Dの4段階)の場合合格となります。
合格となるには以下のように午前~午後全ての試験で合格基準となる必要があります。
午前1 60%以上、午前2 60%以上 午後1 60%以上 午後2 論述A判定
2.情報処理技術者試験の合格率
以前はレベル4(高度区分)の試験は1桁台の合格率でかなりの難関試験でしたが、
平成21年(西暦2009年)に試験制度が改
訂されて
レベル4の高度区分の合格率がほぼ倍になり合格し易くなりました。
IT人材育成を目的とした試験という意味合いでは今の合格率ぐらいの難易度が丁度良いのではと思います。
各試験の合格率は以下となっています。
レベル1
ITパスポート試験(IP)
平成28年 合格率48.3%
レベル2
基本情報技術者試験(FE)
平成28年 合格率26.6%
情報セキュリティマネジメント試験(SG)
平成28年 合格率79.0%
レベル3
応用情報技術者試験(AP)
平成28年 合格率21.0%
レベル4(高度区分)
ITストラテジスト試験(ST)
平成28年 合格率14.0%
システムアーキテクト試験(SA)
平成28年 合格率13.9%
プロジェクトマネージャ試験(PM)
平成28年 合格率14.5%
ネットワークスペシャリスト試験(NW)
平成28年 合格率15.4%
データベーススペシャリスト試験(DB)
平成28年 合格率17.5%
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
平成28年 合格率17.2%
ITサービスマネージャ試験(SM)
平成28年 合格率14.1%
システム監査技術者試験(AU)
平成28年 合格率14.3%
情報処理安全確保支援士試験(SC)
平成28年 合格率14.9%